オーバーロード14巻「滅国の魔女」のネタバレ・感想について紹介していきます。
14巻では『魔導国VS王国』について描かれていて、かなり濃い内容でした。
それに、タイトルの「滅国の魔女」ってあの人しかいませんよね。(笑)
そして今回、感想&ネタバレするお題はこちら↓
- 戦争の引き金はフィリップ!
- ヒルマ、渾身の土下座!
- ザナック死す!?
- ブレイン VS コキュートス!?
- ラナーについて
- アインズ VS ツアー!?
- 「漆黒聖典」登場!
- 15巻はエルフの国が舞台?
気になった事や印象に残ったシーンをギュッと凝縮してご紹介します♪
オーバーロード14巻「滅国の魔女」のあらすじ
【いよいよ明日!】原作最新14巻「オーバーロード14 滅国の魔女」が明日3/12(木)発売となります!
⇒https://t.co/orhnaJEgtY魔導国と王国の戦いの行方は・・!?
ぜひその目でご覧ください💀💀#オーバーロード #overlord_anime pic.twitter.com/FYjwskfxUP— オーバーロード/TVアニメ公式 (@over_lord_anime) March 11, 2020
まずはオーバーロード14巻『滅国の魔女』のあらすじをご紹介します!
14巻では、魔導国と王国の戦争について描かれています。
魔導国の馬車が王国の貴族に襲われた。
偶然か?謀略か?いかなる理由であれ、王国が魔導国と正面を切って戦うことを選んだと
判断したナザリックは王国に宣戦布告。
カッツェ平野での大虐殺で未だ混迷を極める王国のさらなる窮地に
王子ザナックが、蒼の薔薇が、ブレインが、
背水の陣を承知で立ち上がる。容赦なく遂行される殲滅作戦。
勝ち目のない戦いを強いられた王国に崩壊の足音が迫る。
ナザリックによる「世界征服」が本格的に始まりましたね。
聖王国の次に標的となったリ・エスティーゼ王国では、一体なにが起きてしまったのか。
14巻を呼んだ感想をお話していきます♪
オーバーロード14巻「滅国の魔女」の感想(※ネタバレ)
オーバーロード14巻「滅国の魔女」の感想について、以下の項目で紹介していきたいと思います!
- 戦争の引き金はフィリップ!
- ヒルマ、渾身の土下座!
- ザナック死す!?
- ブレイン VS コキュートス!?
- ラナーについて
- アインズ VS ツアー!?
- 「漆黒聖典」登場!
- 15巻はエルフの国が舞台?
戦争の引き金はフィリップ!
フィリップがやらかしましたね(^^;)
あらすじに「魔導国の馬車が王国の貴族に襲われた」と書いてありましたが、まさかフィリップのことだったとは、、、
フィリップと言えば、王国を魔導国の支配下に置くための計画に利用されていた使い捨てのバカ貴族。
初登場から下級貴族という身分でありながら「アルベドと結婚したい」だの、そのバカさ加減が突出していたので、早かれ遅かれ何かやらかすと思っていましたが、まさか魔導国の馬車を襲うだなんて…。
いくら金や地位の為とは言え、魔導国の馬車を襲って物資を強奪するだなんて、普通誰が思いつくでしょうか。
本来ならば、魔導国が王都を侵略して終わりのハズでした。しかしフィリップのバカすぎる行動のせいで、「侵略」から「王国全土の” 殲滅 ”」へと大きく計画が変わり、800万もの国民の命が奪われてしまったのです。
ちなみに、王国の人口は900万なので約9割です!!
フィリップの犯した行動には、ナザリック1の知恵者であるアルベドや天才のラナーでさえも驚愕していましたね。ある意味、一番の天才はフィリップなのかもしれません。笑
後にフィリップはアルベドによって始末されますが、自分の軽率な行動がこの事態を招いたので、逆に生きていく方が辛いですよね…。
今まで色んな作品を観てきましたが、そのなかでも1、2を争うほどのバカキャラであることは間違いないです。
ヒルマ、渾身の土下座!
八本指の幹部「ヒルマ」は、フィリップの管理を任されていたので、当然責任を問われることになりました。
しかも、ヒルマの直属の上司は極悪のアルベドです。例え、今回のフィリップが犯した一件には全く関与していなかったとしても、厳しい罰が与えられるのは明白でした。
そして、以前(恐怖公の洗礼)のような罰は二度と受けたくないヒルマは、アインズに会うや否や、渾身の土下座を披露します!
そのあまりにも見事なヒルマの土下座は、アインズですら尊敬の念を抱くほど美しいものでした。
このくだりはアニメで絶対に観たい!と思いましたね。それにこのシーンでは、ヒルマに対してアインズは、
「部下の失態は上司の責任」
「だからお前に罪はない」
と全ての罪を許し、アインズの度量の大きさを感じ取れる良いシーンでした。
そんなアインズの優しい言葉に感動を覚えたヒルマは、さらなる忠誠を誓います。
ザナック死す!?
バカなフィリップのせいで魔導国から「宣戦布告」を受けた王国は、絶対に勝ちのない戦いを強いられます。
もちろん、圧倒的な武力をもつ魔導国との戦争は避けたいと思っている王国は、
王(ランポッサ三世)自ら「私の首で許してもらえないか?」とアルベドに志願し、和解を求めましたが、アルベドの答えは当然「否」。
結局、全面戦争へと発展しました。
そして、この戦争で王国側の総大将となったザナックは、悲惨な死を迎えることになります・・・
・
王都の外れからジワジワと進軍してくる魔導国軍に対して、
ザナックは最後の砦として40万の兵を従え、魔導国軍進軍に備えました。
そしてついに、魔導国の軍勢がザナックの待つ拠点に到達し、魔導王とザナックが対峙することになりました。
ザナックは魔導国との戦いに対して覚悟を決めていましたが、どうしても一つ気になることがあったのです。それは、
「魔導王は何のために、これほどの残酷な行為を行うのか」と。
それもそのはず、魔導国軍がザナックの元へたどり着くまでに、数百万もの命が奪われているのですから。
最後にどうしもこの疑問を知りたかったザナックは、魔導国と一戦交える前に、魔導王と対談します。
そして、そこで交わされた2人の会話は、国を背負う王として互いに共感し合えるものだった。
どちらも国の幸せを考える者の意見であり、このシーンはアインズだけでなくザナックの株もかなり上昇しましたね!
こんな形で出会っていなければ、2人きっと良い友人関係になっていたと思います。
そして、アインズとの会話を終え陣地に戻ったザナックでしたが、
貴族たちの「魔導王に大将の首を差し出せば助かる」という保身のため、ザナックは首を落とされ死亡してしまいました・・・
本当に残念です。
14巻の雑感では「ランポッサの子供の中で一番良い奴」って書かれていましたが、まさにその通り!って思いましたね。
ブレイン VS コキュートス
この戦い本当に最高でした!ブレインの新技も見れたので。もう「爪切りさん」なんて呼べませんね。なんせ、ガゼフを超えた男ですから!
コキュートスとブレイン。
もちろん勝つのはコキュートスたど分かり切っていましたが、ブレインにやられて欲しい気持ちも少しだけありました….。
コキュートスは武人として礼儀を重んじるキャラです。なので、ブレインを一流の戦士として対峙する姿はカッコ良かったです。
ブレインが自身の名前を名乗った時も、ちゃんとそれに答えていたコキュートスの姿も見どころのひとつですね。
相手がシャルティアなら、こうは行かなかったことでしょう。恐らく一方的に弄ばれて終わりのパターンです。ですので、最後の相手がコキュートスで本当に良かったと思います。
でも正直なところ、もう一度シャルティアと戦って欲しかったです。今度は、爪の次にどこを切るのか気になるので(笑)
>>コキュートスの元ネタは” 裏切り者 ”を氷漬けにする地獄の川?
ラナーについて
世界一幸せな女ですね。
14巻のタイトル「滅国の魔女」って、もはやラナーしかいませんよね。(笑)
王国を裏切り、自身の「クライムと永遠の時を過ごす」という夢を叶え、晴れてナザリック入りした天才ですよ。
しかも、デミウルゴスと出会ってから王国が滅びるまでの出来事の9割がラナーが発案によるものですから、本当に恐ろしい女です。
この事実を知って、最初に登場した時からこれまでの行動や言動、その全てに裏があったのでは?と疑ってしまいますよね。まぁ実際、裏しかないのでしょうが。笑
それにラナーが運営する孤児院の実態と言い、魔導国軍が押し迫ってきている状況にも関わらず呑気に子供たちに料理を振る舞う行動と言い、不可解なことが多すぎです。
アインズ VS ツアー!?
アインズとツアーがついにぶつかりましたね!
とは言ってもアインズではなく、アインズに化けたパンドラズアクターでしたが。
最初、アルベドの口調がアインズに対するものではなかったので、違和感を感じましが、すぐにその答えが分かりました(^^;)
また、ツアー側も本体ではなく、リクと名乗る仮の鎧でした。
— せと (@qqxRc1ler38I3fM) July 28, 2020
この鎧はタンク職で、その強さは、パンドラズアクターの見解ではレベル90台。シャルティアとアルベドは80台と判断していましたね。
今までナザリックが戦ってきたな敵の中で、最も高レベルな相手であったことは間違いないです。
今回の戦いは、ナザリック側もツアー側も情報収集といった面があったので、お互いの強さを読み取るような戦いでした。
そしてツアーは、魔導王の中身がパンドラズアクターだという事を知らないので、魔導王には問題なく勝てると判断しました。それよりもアルベドの方が厄介だと。
それにツアーは、ユグドラシル時代のプレイヤーやNPCを知っている数少ない存在。ですので、アルベドがプレイヤーで魔導王がNPC?と真逆な憶測を立ていました。この間違った憶測が、本物の魔導王と対峙した時にどうなるのか見物ですね。
>>キャラのレベルを大調査!レベル100~20まで徹底考察!
「漆黒聖典」登場!
優秀な冒険者をスカウトという名目で「漆黒聖典」が、王国のアダマンタイト級冒険者「朱の雫」と「青のバラ」たちと接触を図りましたね。
今回スカウトに来ていた「漆黒聖典」のメンバーは、クアちゃん、大きな帽子の女、斧を持った男、暗殺者の4人。
こいつらの正体は一体だれ!?
そう思った方も多いのではないでしょうか。
そこで、オーバーロードWikiで調べてみたところ、
- クアちゃん:第五席次
本名は「クアイエッセ・ハゼイア・クインティア 」。クレマンティーヌのお兄さんです。 - 大きな帽子の女:第十一席次
イビルアイ以外の、ガガーラン・ティア・ティナ・ラキュースよりも強さは上とのこと。 - 斧を持った男:第十席次
「人間最強」と呼ばれていて、強さはイビルアイに匹敵するとのこと。 - 暗殺者:第十二席次
「天上天下」と呼ばれていて、強さはティナ・ティアよりもかなり上。
確証はとれていませんが、恐れらくこのメンバーで間違いないでしょう。
これを見る限り、彼らの強さはイビルアイと大差なさそうです。なので、アインズの足元にも及ばないことは明白ですね。
それにアズスが「ルフス?ルーファス?」と言っていたアンデットの存在も気になります。
>>番外席次の「強さ」や「正体」は?アインズとどっちが強い?
15巻はエルフの国が舞台?
オーバーロード14巻の最後の方に、
アウラとマーレを連れてエルフの国に行くと書かれていましたね。
それに、15巻のタイトルも『半森妖精の神人』となっているので、間違いなくエルフのことですよね!
#@maruyama_kugane #オーバーロード
#丸山くがねちゃん
オーバーロード15巻”半森妖精の神人”っことは、番外席次のことなのかな?これはアインズvs番外席次が期待できそう。発売1年後だけど…。— YUGA ラ💛やってます🚢 (@_sen_uni_tuki) April 29, 2020
どんなストーリーになるのか、まだ不明ですが、上のツイートのように、番外席次がメインになることも十分ありえます。
番外席次と戦うのか、それともエルフの国に行ったアインズたちが番外席次の過去を知り、なにかしら接触するのか、はたまたエルフの王と戦うのか。
15巻が楽しみですね!
13巻~14巻発売までに約2年ほどかかっているので、15巻の発売もそれなりに時間がかかると思われます。
ですので、その後の展開を考察しながら一緒に楽しみましょう♪
まとめ
今回の『オーバーロード14巻「滅国の魔女」のネタバレ・感想』はいかがでしたでしょうか?
まとめとしては、
- フィリップは最強のバカ
- ヒルマの土下座にリスペクト
- ザナックは、ランポッサ家で一番良い奴
- ラナー、世界一幸せな女
- 15巻はエルフが舞台
14巻の雑感では、オーバーロードは残り3巻で終わりとのことです。寂しい…。
どんな結末が待っているのか、最後まで一緒に楽しみましょう♪
それでは、今回はこの辺りで。
最後まで読んで頂きありがとうございました!